Linux入門 mv コマンド
少し時間が空きましたが、今日はmvコマンドについて
書こうと思います。
簡単な説明ですが、ファイルの移動に使うコマンドです。
ファイルを別のディレクトリに移動したり、
前回を同じファイルを使って移動させましょう。
testフォルダのtest_cdフォルダにあるweb_log.txtを
testフォルダに移動させます。
web_log.txtを右クリックして切り取りを選択
testフォルダに移動して、貼り付けを行います。
windowsでやるとこんな感じですね。
無事ファイルの移動ができました。
これをLinuxでやってみましょう。
/root/test/test
に移動して、llコマンドを打ってみましょう
web_log.txtがあるのが確認できますね。
今回移動したいディレクトリは
/root/test/ですよね。
なので、mvコマンドを使い移動させます。
mvコマンドの公式はこちらです。
mv 移動したいファイル名 移動先のディレクトリ
なので、以下のコマンドを使います。
mv web_log.txt /root/test/
1つ上のディレクトリに移動して再度llコマンドを押してみましょう。
これでファイルが移動しました。
注意してほしいのはmvコマンドの最後にあるスラッシュです。
スラッシュがディレクトリ配下を表しているので、
スラッシュをなくすと、ディレクトリがなくなります。。。ディレクトリに上書きしてしまいます。
cd コマンドの時にドットを2つ打ちましたが、
これが1つ上の階層を表しています。
ドット1つが現在のディレクトリです。
今日はこのくらいです。
・mvコマンドでファイル移動するんだな
・スラッシュって大事なんだな
この2つを覚えていただけたらと思います。